主な仕様 |
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型式 |
開放ダイナミック型 |
ドライバー直径 |
- |
周波数帯域 |
18~20,000Hz |
最大許容入力 |
- |
インピーダンス |
32Ω |
感度 |
119db |
質量 |
約5g |
プラグ |
L型ステレオミニ |
コード |
1m |
ドイツのメーカー、SENNHEISER(ゼンハイザー)のイヤホン。
SENNHEISERは、ドイツのヘッドホンメーカーとして、多種多様のヘッドホンとイヤホンを販売している。その低価格帯イヤホンのひとつがこれ。
フォスター電機のOEMともいわれるが、真相はよくわからない。
シリーズとしては上位機種にMX450、MX500、MX550がある。価格は大して変わらない。レビューすることも考えると、どうせならMX550にしとけばよかったか。
簡素な外箱に本体、専用ケース、イヤーパッドが入っている。外箱は背面の台紙に接着しているタイプのブリスターパック。
専用ケースの中に本体、イヤーパッドが収められている。
イヤーパッドは薄いスポンジ。
保証書はどこにあるのかと思えば、外箱の裏側。保証書の保証期間はメーカー保証が2年。他のメーカーより長めだ。
全体的に良くも悪くもない。ウォークマン付属のイヤホンとあまり変わらない。材質はプラスチックで、一部に銀メッキ塗装が施されている。背面には音を抜けさせる穴。開放型だ。
デザインは好みの問題があるが、色使い含め普通。
イヤーパッドは標準では付いていない。付属のイヤーパッドを付けることによって、装着感が改善する。
コードは長さ1m、太さ約1.5mm。途中から2本が合流する形(合流後は幅約3mm・厚さ約1.5mm)になる。コード自体は柔らかく、扱いづらいことはない。このイヤホンは左右のコードの長さが同じで、ソニーのネックチェーン方式のように、左右のコードの長さが違うということはない。
プラグはL型ステレオミニプラグ。金メッキ処理されていない。
普通に良い。若干大きめではあるか。遮音性、音漏れ防止も一般的なイヤホンとさほど変わらない。肌触りをよくしたければ、付属のイヤーパッドを使うことになる。
環境:ネットワークウォークマン NW-E103(S)(ソニー)
音の傾向は概ねフラット。音自体はやや細めか。高音、低音とも量は適度で、声などの中音は他の音に埋もれずはっきり聴こえてくる。こもりは全く感じない。
音場はイヤホンにすれば良い方か。低音の量が適度で抜けがよく感じる。
基本性能、原音忠実性、質感、鮮やかさ、厚み、ノリ、打ち込み表現はどれを取っても価格以上の価値がある。とにかく自然でバランスが良い。楽器も特に苦手といったものはないように思う。
合う曲のジャンルはポップス、ロック。バランス、コストパフォーマンスとも良い。
※上記のレビューでは付属のイヤーパッドは使っていない。付属のイヤーパッドを使うと、やや低音よりの温かみのある音になる。
音は自然でなかなか良い。外観、装着感は一般的なイヤホンとほとんど変わらない。
音はバランス含め良いが、あまり語ることがないイヤホン。
作り | デザイン | 装着感 | 遮音性 | 音漏れ防止 |
---|---|---|---|---|
3 | 3 | 4.5 | 2 | 3 |
携帯性 | 音質 | 楽しさ |
---|---|---|
4.5 | 3.5 | 3 |
○メーカーホームページ:SENNHEISER
定価 | 購入日 | 購入店 | 状態 | 購入価格 |
---|---|---|---|---|
3,000円 | 2005/10/11 | ヨドバシカメラ | 新品 | 1,780円 |
私の購入記録は上記のとおり。レビュー時点で生産終了しているので、詳細は記載しない。
最安値は私の知る限りではサウンドハウスの新品1,480円。
※商品価格はいずれも税込表示。
3年も経過すると、MX400の付属のイヤーパッドも、ソニーのMDR-E931SPと同じく、経年劣化でボロボロになった。