主な仕様 |
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型式 |
J'DRIVE方式 アンプ内蔵スピーカー |
使用スピーカー |
10cmウーファー1本 |
再生周波数範囲 |
40~350Hz |
クロスオーバー周波数 |
90~170Hz(可変) |
入力インピーダンス |
10kΩ以上(SuperWoofer) 18kΩ以上(LINE) |
最大出力 |
15W(JEITA、4Ω) |
外形寸法 |
124W×170H×224Dmm |
質量 |
2kg |
消費電力 |
17.5W (電気用品取締法) |
その他 |
防磁設計(EIAJ) |
オンキョー(WAVIO)のとてもコンパクトなアンプ内蔵サブウーファー。同社のPCスピーカー、GX-R3X(W)の低音を補強するために購入した。色々なサブウーファーがあって迷ったが、同社製で相性がよさそうなことと本体の色、サイズを考慮したらこれになった。
色はブラック(B)、ホワイト(W)の2色、シリーズとしては上位機種にSW-7A、SW-10Aがある。
サブウーファーというと、私は昔ケンウッドの低音の出るコンポにスーパーウーファーというサブウーファーをわざわざ付け足した経験がある。元々低音の出るスピーカーにサブウーファーを付けたら、部屋が震えるほどの無茶苦茶な低音になりましたという今では苦い思い出だ(笑)。
今回のスピーカーはサイズが違うし、明らかに低音が足らないので、そんなことにはならないと思うが、さてどうなることやら。
それほど大きくないしっかりした外箱に本体、電源アダプター、接続コード、スペーサー(インシュレーター)、取扱説明書、保証書などが入っている。
※画像は、本体に別売りのオーディオテクニカ製のインシュレーターを装着済み。
保証書の保証期間はメーカー保証が1年。
このサブウーファーもGX-R3X(W)同様、本体サイズの割りに電源アダプタが大きくて重い。設計上、仕方がないのだろうか?取り回しにくい上に持ち運びしにくいのが気になる。
全体的になかなか良い。とてもコンパクトなサブウーファーの割りには、本体の大部分は木でしっかり作られている。正面のパネルと下面の台座はプラスチック製で、背面のパネルは金属製。それ以外は全て木製だ。塗装もなかなか丁寧で好感が持てる。重量は木製のためサイズの割には重い。
デザインは好みの問題があるが、色使い含め普通。白いサブウーファーは珍しいので、変わっている点が良い。
正面のパネルには、ボリューム調節つまみ(音量を調節するつまみ)やバスつまみ(低音の量を調節するつまみ)、パワーインジケーター(電源ランプ)、低音を抜けさせる穴などがある。つまみのガタつきもほとんどなくてこれまた好印象。
背面のパネルには各接続端子が存在する。金メッキ処理はされていない。同社のGX-R3X(W)同様RCAピンプラグ主体で、価格以上の高級感がある。ローバスフィルターなる聞き慣れないつまみもあるが、高域をカットする周波数を変えるつまみとのこと。まあ、あまり使わないだろう。
下面には、付属のスペーサー(コルク製のインシュレーター)が取り付けられるが、私は別売りのオーディオテクニカ製のインシュレーター(AT6089FT)を取り付けている。
理由はSW-5A(W)をじゅうたんの上に設置する場合、付属のスペーサーだと薄すぎてじゅうたんに埋まってしまい、インシュレーターの効果がなくなってしまうからだ。硬い台などの上に設置するなら、付属のスペーサーでもかまわない。
下面は塗装ではなく、成型色そのままなので、塗装はげを恐れずにインシュレーターを両面テープで取り付けられるのが良い。
設定:SW-5A(W)のバスつまみはちょうど中間の位置
環境:GX-R3X(W)、GX-77M(W)(オンキョー)のサブウーファー出力端子からSW-5A(W)のスーパーウーファー入力端子に接続
低音から重低音まで補強されて音に厚みが増す。かといって、出すぎているわけではなく、下品にならないちょうど良い低音。やはり低音が効くと音楽を聴いていて楽しくなる。音のつながりも同社製で全く問題ない。GX-R3X(W)やGX-77M(W)程度のPCスピーカーなら、この程度のサブウーファーで良いのではないか。コストパフォーマンスは良い。
オンキョーのPCスピーカーには、相性バッチリのサブウーファーだと思う。GX-R3X(W)とGX-77M(W)の両方で使ってみたところ、全く不満はない。価格やサイズの割りに作りがしっかりしているのも好印象だ。
作り | デザイン | 音質 | 楽しさ |
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3.5 | 3 | 3 | 3.5 |
○メーカーホームページ:オンキョー
定価 | 購入日 | 購入店 | 状態 | 購入価格 |
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10,500円 | 2006/03/12 | NTT-X Store | 新品 | 6,452円 |
私の購入記録は上記のとおり。レビュー時点で生産終了しているので、詳細は記載しない。
最安値は私の知る限りではNTT-X Storeの新品6,452円。
※商品価格はいずれも税込表示。
じゅうたんの上にSW-5A(W)を直接設置するのはどうかと思い、ホームセンターで普通に売っている御影石を敷いてみた。詳細はPCスピーカーに御影石(オーディオボード)を敷いてみたに記載。
追記:SW-5Aは接続する形態によって仕様が変わる。仕様の違いは次のとおり。
オンキョーのPCスピーカーを使っていると、普通前者の接続形態になると思う。現に私も前者の接続形態で使い続けている。後者の接続形態も一時期試してみたが、配線が面倒だからすぐにやめた。バスつまみはどちらの接続形態でも有効なので、自分の環境に合わせて選べば良い。