現在メインで使っている、デスクトップパソコン(HPのENVY 700-260jp/CT)の静音化の一環として、グラフィックボード(NVIDIA GeForce GT 640)をファンレスのものに換装することにした。購入したグラボはASUS(エイスース)のGT1030-SL-2G-BRKだ。GPUがNVIDIA GeForce GT 1030のグラボである。
現在、NVIDIA GeForce GT 1030は、性能的には大したことはないが、ファンレスで安定して稼働するGPUの中では、一番性能が良いようなので一応評価しておく。
コンパクトなしっかりした外箱に本体、ロープロファイル用ブラケット、セットアップマニュアル、ドライバーCDが入っている。
ロープロファイル用ブラケットは、スリム型のデスクトップパソコンなどで使う。
保証は1年保証。有償修理の受付期間は3年までのようだ。
サイズはロープロファイル対応のため小さい。せっかくミニタワー型のデスクトップパソコンなのに、ロープロファイル対応のグラフィックボードを使うのはどうかと思うが、最初から付いていたグラボ(NVIDIA GeForce GT 640)も、ロープロ対応だったので特に違和感はない。
GT640からGT1030に換装すると、ほぼ同じTDP(熱設計電力)でゲーミング性能は約2倍になるらしい。今回ゲーミング性能は重視しないが、こういうところに妙にロマンを感じるのは私だけかな?
※TDP(熱設計電力)とは簡単に言えば、設計上では最大どのくらい放熱するのかを表す指標のことである。単位はワット(W)。
出力端子はHDMI2.0×1とDVI-D×1になる。HDMIは4K60pに対応しているとのこと。DVIは最大1920×1200表示のようだ。
ファン代わりのヒートシンクがかなり大きいため、PCI Expressスロットは2スロット占有になる。ファンレスのグラフィックボードで考えられる一番のデメリットだろう。特にミニタワー型やスリム型などの、PCI-Eスロットが少ないタイプのデスクトップパソコンを使っている人には、このデメリットはやや痛いかもしれない。まあ、放熱性を考えると、仕方がないんだけどね。
※GT710のファンレスのグラフィックボードは、1スロット占有だが、ゲーミング性能がGT640をやや下回るようなので、さすがに購入する気にはならなかった。
PCI ExpressスロットにGT1030-SL-2G-BRKを取り付けたら、ドライバーとツールをインストールすることになる。だた、ドライバーとツールはドライバーCDのものを使うのではなく、ASUSのホームページにある最新版を使った方が良い。ツールの機能や使い方の詳細は、ヘルプやASUSのホームページにあるマニュアルに任せることにする。
ファンレスのため無音。今回ASUSのGT1030-SL-2G-BRKを購入した、一番の目的であると同時にメリットである。ファンが付いていないので、ファンが故障するといったこともない。
ASUSのグラフィックボードのGT1030-SL-2G-BRKは、PCI Expressスロットを2スロット占有するデメリットがあるが、何よりファンレスによる無音のメリットがある。よって、デスクトップパソコンを静音化したいなら、換装する価値はあるだろう。サイズはロープロファイル対応のため小さいが、ゲーミング性能も悪くない。
○メーカーホームページ:ASUS
定価 | 購入日 | 購入店 | 状態 | 購入価格 |
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オープン | 2019/12/29 | ジョーシンweb | 新品 | 7,980円 |
私の購入記録は上記のとおり。クレジットカード払いだったので、振込手数料などはかからなかった。現在、ジョーシンwebは4,500円以上の買い物で送料無料。
最安値は私の知る限りではジョーシンwebの新品7,980円。
※商品価格はいずれも税込表示。