スピーカーには、大きく分けてアクティブスピーカーとパッシブスピーカーのふたつがあるが、同じメーカー製だと、外観からしてよく似ているので、違いがわかりにくい。アクティブ・パッシブスピーカーの違いとは、具体的に何なのだろうか?それぞれの型式の特徴に加えて、メリットとデメリットを以下に記載してみた。
アクティブスピーカー(パワードスピーカー)とは、筐体(エンクロージャー)の中にアンプを内蔵したスピーカーのことである。簡単に言えば、コンセントやUSBから電気を供給するだけで音が出せるスピーカーのことだ。
外観的には、スピーカー単体もしくはシステム類に、電源ケーブル(USBケーブル)と電源スイッチやつまみなどが付いているのが特徴。アンプを内蔵しているため、別にアンプを用意する必要がなく、接続が簡単で省スペースである。その一方で、出力が小さくて音質が悪くなりやすい。PCに接続しやすいからか、普通PCスピーカーというと、この型式のスピーカーを指す。
※アクティブスピーカーは、価格が安くてサイズも小さなものが多い。
では、あくまで傾向になるが、アクティブスピーカーのメリットとデメリットを以下に記載しておこう。
パッシブスピーカーとは、筐体(エンクロージャー)の中にアンプを内蔵していないスピーカーのことである。簡単に言えば、それだけでは音が出せないスピーカーのことだ。
外観的には、デフォルトではケーブル含め、何も付いていないのが特徴。アンプを内蔵していないため、別にアンプを用意する必要があり、アクティブスピーカーに比べて、接続が複雑で余分なスペースがいる。その一方で、これは用意するアンプ次第だが、出力が大きくて音質が良くなりやすい。普通スピーカーというと、この型式のスピーカーを指す。
※パッシブスピーカーは、価格が高くてサイズも大きなものが多い。
では、あくまで傾向になるが、パッシブスピーカーのメリットとデメリットを以下に記載しておこう。
アクティブ・パッシブスピーカーの違いとは、一番大きいのは、筐体(エンクロージャー)の中にアンプを内蔵しているかしていないかである。
アクティブスピーカーは、アンプを内蔵しているため、別にアンプを用意する必要がなく、接続が簡単で省スペース。パッシブスピーカーは、アンプを内蔵していないため、別にアンプを用意する必要があり、アクティブスピーカーに比べて、接続が複雑で余分なスペースがいる。さらに、アンプ代で費用がかかりやすい。
どちらを選ぶかは主に費用、スペース、音質で決めることになるだろう。