
旧e-onkyo musicの会員を対象としたQobuz(コバズ)への移行案内メールにて、通常1か月間の無料体験が2か月間に延長されていたので、移行をかねて登録してみた。私は過去にe-onkyo musicを利用したことがあったから、e-onkyo musicのアカウント情報を持っていた。
※e-onkyo musicは、2024年10月16日正午をもってサービス終了になり、Qobuzに統合された。
入会は上述したメールに従って移行手続きを済ませ、無料体験に登録しただけで特に迷うようなところはなかった。
Qobuzは複数の料金プランがあり、マルチプラットフォーム対応で色々な端末(OS)で利用できるが、ここでは主にStudio Soloプランを、パソコン(Windows 11)で試すことにする。
Qobuz(コバズ)とは、ロスレス・ハイレゾ音源のストリーミング再生とダウンロード購入ができる、フランス発の音楽配信サービス。フランスでサービスが開始されたのは2007年のようだが、日本でサービスが正式に開始されたのは2024年10月24日のことである。先述したとおり、e-onkyo musicと統合する形で始まっている。
音質は、圧縮音質(MP3)とCD音質(FLAC)とハイレゾ音質(FLAC)の3種類があるが、圧縮音質は320kbps、CD音質は16ビット/44.1kHz、ハイレゾ音質は最大24ビット/192kHzだ。
QobuzのStudio Soloプランの料金は、月額1,280円である。ハイレゾ対応の音楽配信サービスの月額料金は、全体的に下がってきていてQobuzも例外ではないが、それでもAmazon Music Unlimitedと比べると、やや高くなっている。
私は約4年ぶりに音楽配信サービスを利用するが、楽曲数はついに1億曲以上に到達(2025年8月現在)。ただ、SpotifyやApple Music、Amazon Music Unlimitedなども1億曲以上となっているので、現在ではこれが普通の水準のようだ。ネットの評判だと、Qobuzは楽曲数が1億曲以上あっても、邦楽の対応度がいまいちらしい。
邦楽にどれくらい対応しているのかを示すために、レコチョクの年間ランキング2024を使用して対応状況を調べてみた。
| 順位 | 曲名 | 対応 |
|---|---|---|
| 1 | Bling-Bang-Bang-Born(Creepy Nuts) | ○ |
| 2 | GOAT(Number_i) | × |
| 3 | さよーならまたいつか!- Sayonara(米津玄師) | ○ |
| 4 | 幾億光年(Omoinotake) | ○ |
| 5 | BON(Number_i) | × |
| 6 | 夢幻(MY FIRST STORY,HYDE) | ○ |
| 7 | Masterplan(BE:FIRST) | ○ |
| 8 | INZM(Number_i) | × |
| 9 | Sweetest Tune(Travis Japan) | ○ |
| 10 | 晩餐歌 - Bansanka(tuki.) | ○ |
| 11 | 新しい恋人達に(back number) | ○ |
| 12 | LOUD(INI) | × |
| 13 | ライラック(Mrs. GREEN APPLE) | ○ |
| 14 | Love seeker(J01) | × |
| 15 | 唱(Ado) | ○ |
| 16 | 晴る(ヨルシカ) | ○ |
| 17 | I wonder(Da-iCE) | × |
| 18 | アンビバレント(Uru) | ○ |
| 19 | ファタール - Fatal(GEMN,中島健人,キタニタツヤ) | ○ |
| 20 | T.G.I. Friday Night(Travis Japan) | ○ |
| 21 | ケセラセラ(Mrs. GREEN APPLE) | ○ |
| 22 | アイドル(YOASOBI) | ○ |
| 23 | Gifted. -Orchestra ver.-(BE:FIRST) | × |
| 24 | hanataba(milet) | ○ |
| 25 | 花になって -Be a flower(緑黄色社会) | ○ |
| 26 | はいよろこんで(こっちのけんと) | ○ |
| 27 | 自業自得(櫻坂46) | ○ |
| 28 | Blissful(BE:FIRST) | ○ |
| 29 | T.G.I. Friday Night [Japanese ver.](Travis Japan) | ○ |
| 30 | 恋のブギウギナイト(サザンオールスターズ) | × |
※対応表は2025年8月現在のもの。レコチョクの年間ランキングは、2021年以前はTOP50だったが、2022年以降はTOP30とかTOP20に縮小されているようである。
結果として、邦楽の対応度はネットの評判どおり楽曲数にしてはいまいちか。ただし、フランス発で、日本でサービスが開始されてからあまり間がないので、これからどんどん対応していく可能性はある。今のところは、洋楽やインディーズ音楽などが充実しているようだ。
Qobuzアプリを使って排他モードをオンにした状態で、音質はAmazon Music Unlimited(旧Amazon Music HD)よりやや上。mora qualitasと同等か。音質が良い音楽配信サービスだと噂には聞いていたが、まさかこれほどとは。
ストリーミング再生は、基本的にブラウザでもQobuzアプリでもできるけど、排他モードをオンにしたい場合は、Qobuzアプリを使う必要がある。ブラウザだと、排他モードの機能自体がない。排他モードはASIO、WASAPIとも選択できる。
※ASIOを選択したいなら、サウンドデバイスがASIOに対応している必要がある。
機能は、オフライン再生やプレイリスト、ライブラリ、ラジオなどのひととおりの機能のほかに、Qobuz Connectとかいうオリジナルの機能もあるようだが、Qobuzの特徴といえば何といっても、色々な種類のロスレス・ハイレゾ音源をダウンロード購入できるところだろう。
※Qobuz Connectとは、Qobuzアプリから同一ネットワーク上の対応デバイスを、直接リモート操作して音楽を再生する機能らしいが、私は対応デバイスを持っていないので試しようがない。
これにより、ストリーミング再生でお気に入りの曲を見つけ、手間なくその曲の好きな種類のロスレス・ハイレゾ音源を、ダウンロード購入するといった使い方が可能である。
Qobuzは、次の方法でいつでも簡単に解約・退会できる。無料体験も同じである。
Qobuzのホームページにログイン後、ユーザー名>マイアカウントと進む。Qobuzアプリでも同じ操作が可能。
すると、ストリーミングプランの画面が表示されるため、【プランをキャンセルする】のリンクをクリックする。
そうすると、解約するの画面に遷移するので、【解約を希望する】のボタンをクリックする。
そしたら、さらに「お客様の声をサービスの改善に活かします」の画面に遷移するから、解約する理由のラジオボタンを選択し、【送信して解約する】のボタンをクリックする。
最後に、「サブスクリプション解除のリクエストを受け取りました」の画面が表示されるので、【マイアカウントに戻る】のボタンをクリックして無事完了。リクエストが完了すれば、無料体験が終了する日に会員資格が終了するのは上の画像のとおりである。
追記:なぜか私の場合、2025/09/01までQobuz Studioプランにアクセスすることができて楽曲を普通に聴けた。
無料体験の期間内に上記の手続きをしておかないと、自動的に有料になり、登録しているクレジットカードなどからお金が引き落とされるのは、今までの音楽配信サービスと同じだ。
Qobuzは、ロスレス・ハイレゾ音源のストリーミング再生とダウンロード購入ができる、フランス発の音楽配信サービスである。現時点では、楽曲数が1億曲以上の割には、邦楽の対応度がいまいちなので、どちらかというと、洋楽向きの音楽配信サービスといえるだろう。
音質は、私が今まで登録した音楽配信サービスの中ではトップクラスに良い。また、色々な種類のロスレス・ハイレゾ音源のダウンロード購入もできる。価格はやや高く設定されているが、音質とダウンロード購入が目的の人は、入会しても良いのではないかと思った。