CPE100BK(クラシックプロ)のレビュー

  1. PCで快適!音楽生活 >
  2. イヤホン >
  3. CPE100BK(クラシックプロ)

CPE100BKの画像

主な仕様
型式
密閉ダイナミック型
ドライバー直径
周波数帯域
20~20,000Hz
通信方式
Bluetoothバージョン5.1
対応コーデック
SBC,AAC
インピーダンス
感度
98db(±3db)
質量
その他
連続再生時間:最大4時間、最大到達距離:約10m

サウンドハウスのプライベートブランド、クラシックプロのワイヤレスイヤホンが激安だったので購入してみた。何気にワイヤレスイヤホンを買うのはこれが初めてになる。型番はCPE100BK。色はBK(ブラック)とWH(ホワイト)の2色があるが、選んだのはブラック。価格は完全ワイヤレスでなんと500円だ。

激安の完全ワイヤレスイヤホンといえば、ダイソーのものが1,000円で話題になったが、クラシックプロのCPE100BKはその半額。あまりに安すぎて買ったことを今まで忘れていたぐらいである(笑)。ただ、サウンドハウスのサイト上の評価は高くないので、レビューはあまり期待せずにしようと思う。

二重になったコンパクトな外箱に本体、充電ケース、イヤーピース、取扱説明書が入っている。500円でも付属品が普通に付いている。

充電用USBケーブルは、コネクタの形状がType-AとType-Cのもの。

イヤーピースは、本体にあらかじめ装着されているMサイズのものをあわせると、S・M・Lサイズの3セットが付属する。

問題のペアリングは、充電ケースから本体を取り出すと、自動的に電源がオンになるため、あとは接続する機器側でペアリングの操作を行うだけである。ペアリングの接続時には「Connected」、切断時には「Disconnected」と音声ガイダンスが流れるが、音量が毎回大きすぎると思う(笑)。ちなみに、充電は充電ケースにマイクロUSBケーブルを接続しなくてもできる。どうも充電ケースにもバッテリーが内蔵されているようだ。

※このイヤホンには、背面にLEDが内蔵されていて充電時に赤点灯、ペアリング時に赤青点滅するようになっている。

外観

価格の割にはなかなか良い。表面が光沢と非光沢の半々になっているため、それほど安っぽくは見えない。非光沢の部分の表面処理は、わずかにサンドブラストをかけたような処理。まあ、500円の完全ワイヤレスイヤホンなので、どんな外観でもよく見えるのかもしれない。

デザインは好みの問題があるが、色使い含めやや悪い。

イヤーピースも一般的なカナル型イヤホンとあまり変わらない。本体のイヤーピースの上に当たる部分に【L,R】の凹文字がある。

また、外観とは直接関係しないが、CPE100BKの操作性は悪い。このワイヤレスイヤホンにも一応本体をタップすることで、音楽再生や通話などができる機能があるが、反応が悪いので、ほとんど使い物にならない。それどころか、私の個体ではあっさりペアリングできても、片方のイヤホンからしか音が出ないことが度々ある。この辺りの操作性や安定性は価格なりか。

装着感

良くも悪くもない。装着感など全く考慮されていないような形状だが、悪いということはない。装着、着脱のしやすさも至って普通。ワイヤレスイヤホンなので装着、着脱時にコードを意識する必要がないのが良い。遮音性、音漏れ防止も一般的なカナル型イヤホン並みか。

環境:ウォークマン NW-A45(L)(ソニー)

音の傾向はやや低音よりのフラットか。音自体は太め。高音の量はやや少なく、低音の量は適度。こもりはあるが、その割に声などの中音は埋もれない。

音場はカナル型にしても狭い。特に奥行きがなくて音が近すぎるのが気になる。ただし、ポップスとロックなら、この音場でも普通に聴ける。クラシックとジャズにはあまり向かないだろう。空間に曇りがあるのはこの価格では仕方がない。

基本性能、原音忠実性、質感、鮮やかさ、厚み、ノリ、打ち込み表現はどれを取っても価格より良い。悪く言えば、基本性能が低くて低音が一応出るだけのイヤホンなのだが、500円の完全ワイヤレスと考えると、低音がちゃんと出るだけでも凄い。

合う曲のジャンルはポップス、ロック。バランスは良くも悪くもないが、コストパフォーマンスは最高というしかない。

また、音とは直接関係しないが、有線のイヤホンと比べると、ウォークマンの電池の減りが早いのが気になる。

あわせて読みたい

まとめ

CPE100BKの画像2

クラシックプロのCPE100BKは、操作性や安定性に難があるが、外観や装着感、音は価格より良いといえるだろう。特に音は500円の完全ワイヤレスと考えれば、低音が出るだけでも奇跡的である。完全ワイヤレスイヤホンを初めて購入するとかネタなら、買ってみても良いのでは?

作り デザイン 装着感 遮音性 音漏れ防止
3 2.5 3 3.5 3.5
携帯性 音質 楽しさ
5 2 3

○メーカーホームページ:クラシックプロ

CPE100BKの購入記録と最安値

定価 購入日 購入店 状態 購入価格
オープン 2022/01/04 サウンドハウス 新品 500円

私の購入記録は上記のとおり。サウンドハウスでスピーカーケーブルを購入するついでに買った。クレジットカード払いだったので、代引き手数料などはかからなかった。現在、サウンドハウスは2,000円以上の買い物で送料無料。

最安値はサウンドハウスの新品500円

※商品価格はいずれも税込表示。

関連するページ


PCで快適!音楽生活 - PCオーディオ・ヘッドホンのレビューサイト