余ったHDDを外付けHDDにして再活用してみた

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内蔵HDDと外付けHDDの画像

長年パソコンを使っていると、HDD(ハードディスクドライブ)が余る。余ったHDDは、内蔵のIDE接続の3.5インチ。SATA接続のHDDなら、現在のPCに簡単に使い回せるが、古いIDE接続だとそれも無理だ。捨ててしまうのはもったいないので、ネットで再活用する方法を調べていたところ、以下のような情報を見つけた。

※IDE→SATAの変換アダプタを使う方法があるが、やはりメインとしては使いにくい。

内蔵HDDを外付けHDDにできる

IDE接続の3.5インチの内蔵HDDを、外付けHDDにできるキットが発売されている。キットは、IDE,SATA接続の3.5インチのほかに、2.5インチの物もあるようだ。価格は1,500円ほど。

現在は完成品の外付けHDDも安いので、どこまで意味があるかわからないが、IDE接続の3.5インチ仕様のキットをふたつ購入してみた。具体的には、玄人志向のGW3.5AA-PU2/MBとGroovyのUD-3015である。UD-3015はケースも付いていない簡素なキットだ。

組み立ては非常に簡単

GW3.5AA-PU2/MB、UD-3015とも組み立ては非常に簡単。UD-3015に至っては実質コードを接続するだけ。どちらも組み立ての手順が載っているので、10分もあれば組み立てられると思う。

組立完成後は、パソコンに接続するだけで、GW3.5AA-PU2/MB、UD-3015とも何の問題もなく認識された。どちらもWindowsの標準ドライバーを使用するためだ。逆にこれで認識されない場合は、HDDをフォーマット(初期化)していない可能性が高い。

※もちろんHDDをフォーマットすると、中のデータは全て消えるので注意が必要。

過信はできない

余ったHDDを外付けHDDにして再活用してみた感想は、普通に使えるが、過信はできないということ。古いHDDなので、すぐに故障する恐れがある。よって、すでにバックアップしているデータを、さらにバックアップ(ミラーリング)するような使い方が良いだろう。私も音源やOSのクローンのデータをミラーリングしている。

まとめ

内蔵HDDを簡単に外付けHDDにできるキットがあるのは良い。しかし、余ったHDDを外付けHDDにして再活用する価値があるかどうかは、結局そのHDDがどれくらい古いかによる。あまりに古いと、信頼性に欠けて何のために再活用するのかわからない。まあ、当たり前といえば当たり前である。

もし、いつ壊れるかわからない内蔵HDDを外付けHDDにするなら、ミラーリングとして補助的に使おう。もちろん、最初から新品のHDDを使っても良い。HDDは新品でも激安で売られていることがあるからね。場合によっては、完成品の外付けHDDを購入するより安く済むだろう。

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