ウォークマン NW-S736F(N)のイヤホン(ソニー)のレビュー

ウォークマン NW-S736F(N)のイヤホンの画像

主な仕様
型式
ダイナミック型
ドライバ直径
13.5mm
周波数帯域
20~20,000Hz
最大許容入力
100mW
インピーダンス
16Ω
感度
108db
質量
約6g
プラグ
ステレオミニ(金メッキ)
コード
約1.2m OFCリッツ線

※取扱説明書やソニーのホームページにもわずかな仕様しか載っていない。

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今はどのウォークマンを購入しても、このタイプのイヤホンが付属している。私はどうもこのイヤホンが気に食わず、今まで買い控えていた。「耳の中に入れるって気持ち悪くないのか?耳にも悪そう。」というのがその理由だ。しかし、付属しているとなると、嫌でも使わなきゃ仕方がない。

単品の商品ではないものを取り上げるのはどうかとも思うのだが、私にとっては初のカナル型のイヤホンなので、普通のイヤホンと比べてどう違うのか一応レビューしておこうと思う。

※イヤホンの色は、ウォークマンの色が(N)ゴールドか (PI)ピンクならホワイト、(B)ブラックか(R)レッドならブラックになる。

※付属品として、三種類のイヤーピースと呼ばれるものが付いている。イヤーパッドとはいわない。S・M・Lサイズ(各サイズ2個1組)になっており、耳の穴の大きさに合わせて使う。

外観

全体的に良くも悪くもない。質感的には普通のイヤホンとあまり変わらない。材質は大体プラスチックだが、ちゃんと色分けされており、安っぽくは見えない。シルバーの細い線が塗装で、他は成型色と思われる。

背面には穴があるが、音を抜けさせるためのものではなく、騒音を拾うためのもの。マイクの役目を果たしているらしく、ノイズキャンセリング機能を使うウォークマン NW-S730Fシリーズの仕様だそうだ。コードの出どころ部分はゴムでできており、断線に配慮している。

※上述したマイクで騒音を取り込み、騒音とは逆の波を発して打ち消すというのが、ノイズキャンセリングの原理である。

デザインは好みの問題があるが、色使い含めなかなかおしゃれ。ウォークマン NW-S736F(N)にも合っている。

イヤーピースは薄いゴム製で十分柔らかい。この部分を耳の穴に押し込めて使う。初めての人には抵抗のあるところだ。衛生面でも心配だし、耳に悪そう。

コードは長さ約1.2m、太さ約2mm。途中から2本が合流する形(合流後は太さ約2.5mm)になる。単品のイヤホンに比べて長め、太めだ。頑丈そうで良い。コードの硬さは普通。特に扱いづらさは感じない。ソニーのイヤホンの例に漏れず、このイヤホンもネックチェーン方式。

プラグはステレオミニプラグだが、根元に変な突起がある。これもノイズキャンセリング機能を使うウォークマン NW-S730Fシリーズの仕様らしい。基本的にこのイヤホンはNW-S730Fシリーズ専用ということだ。他の機種では使えないものと考えよう。プラグ自体はきっちり金メッキ処理されている。

※ノイズキャンセリング機能を使う他のウォークマンでは、使えるかもしれないが、詳細は何とも言えない。

装着感

普通に良い。イヤーピースは十分柔らかく、さほど苦もなく耳に入る。ただし、耳の奥に押し込めている割には遮音性、音漏れ防止ともたいしたことがない。

環境:ウォークマン NW-S736F(N)(ソニー)

音の傾向は低音よりのドンシャリ(高音・低音強調型)か。音自体は太すぎず、細すぎずちょうど良い。高音の量は適度。低音の量は多い。低音は普通のイヤホンと比べて厚みが段違いで、結構締まっているように聴こえる。こもりは多少気になるか。声などの中音は低音が出ている割には埋もれない。

音場は耳の奥に押し込めている分、普通のイヤホンより悪いかと思いきやそれほどでもない。近さ、左右の広がりとも十分許容範囲。抜けも最低限はある。

基本性能、原音忠実性、質感、鮮やかさ、厚み、ノリ、打ち込み表現はどれを取ってもなかなか良い。特に厚みは普通のイヤホンとは比べ物にならない。迫力のある音で、ノリや打ち込み表現にもプラスに働く。楽器も特に苦手といったものはないように思う。

合う曲のジャンルはポップス。ロックはこもりが許せるかどうか。さすが付属品だけのことはあって、ウォークマン NW-S736Fに合う音。なかなか楽しい。チューニングの上手さを感じる。

まとめ

NW-S736F(N)に付属するカナル型イヤホンの画像2

音は普通のイヤホンのような開放感はないが、それを補って余りある厚みと迫力。その上、装着感も悪くない。普通のイヤホンより遮音性、音漏れ防止にも優れるので、外で使うにはこちらの方が良いともいえるだろう。ただし、周りの音が聞こえづらくなるから注意が必要。長時間使用するには耳にも悪そう。

他の機種では使えないが、ウォークマン NW-S736F(N)にふさわしいイヤホンだ。

作り デザイン 装着感 遮音性 音漏れ防止
3 3.5 3.5 3 3
アウトドア 音質 楽しさ
4 3 3.5

○メーカーホームページ:ソニー

ウォークマン NW-S736F(N)のイヤホンの価格

店頭には置いていない。ソニーのサービスセンターから直接購入することになる。価格は4,000円とのこと。

その後

レビュー後すぐにイヤホン本体の一部分やイヤーピース、プラグのコネクタ部分などが黄ばみ始めた。ゴールドのウォークマンが欲しかったので、強制的に色はホワイトになったが、やはりブラックが良いね。

追記:ウォークマン NW-S730Fシリーズに付属するカナル型イヤホンの型番は、厳密に言うとMDR-NC020。MDR-NC020は、市販されているMDR-NWNC20と互換性があるらしい。つまり、NW-S736Fのノイズキャンセリング機能を使いたいなら、MDR-NC020かMDR-NWNC20のどちらかを持っていれば良いということになる。

ちなみに、MDR-NC020とMDR-NWNC20の対応機種は、NW-S730F/S730FK/S710F/S700F/A910/A820シリーズである。MDR-NC020はNW-S730Fシリーズ専用というわけではなかった。

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