ウォークマン NW-S736F(N)(ソニー)のレビュー

ウォークマン NW-S736F(N)の画像

主な仕様
容量
4GB
再生信号圧縮方式
MP3、WMA、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、リニアPCM、AAC、HE-AAC
ディスプレイ
2.0型 QVGA TFTカラー
入出力
ヘッドホン:ステレオミニ、WM-PORT:22ピンHi-speed USB
電源
内蔵リチウムイオン充電式電池
電池持続時間
最大約40時間
最大外形寸法
約43.4mm(W)×89.7mm(H)×8.1mm(D)
質量
約46g(JEITA)
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液晶画面が格段に見やすくなったソニーのウォークマン。型番にSpecialized(特殊化した)の頭文字が付く、SシリーズのNW-S736F(N)だ。

購入動機は特殊化したウォークマンが欲しかったわけではなく、ただ単に私が持っていたネットワークウォークマン NW-E103(S)の容量(256MB)が、小さいと感じるようになったから。最初は50曲も入れば十分だなと思っていたのだが、どんどん容量が大きいウォークマンが発売されていくうちに、NW-E103(S)の容量では小さいと感じるようになってしまった。

この3年ほどで、フラッシュメモリー型のウォークマンが主流になって、シリーズも増えたのでどれにするか迷った。同じEシリーズでは面白くない。かといって、いきなり上位機種にするのも気が引ける。ということで、結局Eシリーズの次に買いやすそうなSシリーズの4GBモデルに決めた。色は(B)ブラック、(N)ゴールド、(PI)ピンク、(R)レッドの4色の中からゴールドを選んだ。

※NW-S730Fシリーズには容量違いにNW-S738F(8GB)、NW-S739F(16GB)がある。

非常にコンパクトな外箱に本体、イヤホン、イヤーピース(SサイズとLサイズ)、USBケーブル、アタッチメント、インストールCD、取扱説明書、保証書などが入っている。

外箱は絵がブラックモデルになっていても、中身はちゃんとゴールドモデル。買う時、一瞬「えっ!?」と思ってしまったのだが、外箱の側面を見ると、小さな【N,ゴールド】のシールが貼ってあって納得。全色とも同じ外箱で統一されているようだ。紛らわしいが、コスト削減しているものと考えよう。

イヤホンは、ノイズキャンセリング機能(騒音を低減する機能)が付いた特殊なもの。カナル型と呼ばれる耳に押し込めて使うタイプのイヤホンだ。

※私はこのタイプのイヤホンを使ったことがないので、イヤーピース(普通のイヤホンでいうところのイヤーパッド)と合わせて、ウォークマン NW-S736F(N)のイヤホン(ソニー)のレビューという形で、別ページに記載した。だから、イヤホンとイヤーピースはこのページでは取り上げないことにする。

アタッチメントはウォークマンを立て掛ける台座のようなものだ。私はたぶん使わないだろう。

保証書の保証期間はいつもどおりメーカー保証が1年。

外観

全体的にかなり良い。ネットワークウォークマン NW-E103(S)とは雲泥の差。NW-E103(S)はほぼ全てプラスチック製だったが、NW-S736F(N)はほぼ全て金属製。材質はアルミニウムか。ボタンやスイッチのみプラスチック製のようだ。

サイズはNW-E103(S)より縦に大きくなったが、横に小さくなり、厚さも薄くなった。特に厚さは驚くほど薄い。内蔵リチウムイオン充電池式にしたおかげだろう。この厚さは乾電池式では無理だ。電池持続時間はMP3の128kbpsで約40時間。ノイズキャンセリングを有効にすると、10時間ほど短くなる。

デザインは好みの問題があるが、色使い含めなかなか良い。

正面には液晶画面やバック/ホームボタン、オプション/パワーオフボタン、5方向ボタンがある。液晶画面は2.0型のQVGA(320×240)高精細カラー液晶。この液晶のおかげで視認性が格段に上がっている。CDジャケットがカラー画像で表示されるので、非常にわかりやすいしかっこいい。ゴールドに塗装された金属板にはヘアライン処理が施されていて、なかなか高級感がある。

機能はNW-E103(S)より格段に増えているが、取り上げると切りがないので、詳細は取扱説明書に任せることにする。個人的にはFMラジオが搭載されたことが一番大きい。できればAMラジオも付けて欲しかったが、これは体積の関係上無理なのだろう。私は未だにAMラジオが付いているMP3プレーヤーは見たことがない。

背面にはリセットボタンがあるが、故障が疑われる時以外はまず使わない。背面も正面同様、ゴールドに塗装された金属板にヘアライン処理が施されている。中央のウォークマンのロゴが、かなり目立つ。

上面には特に何もない。シルバーに塗装されているだけ。

下面にはヘッドホンジャックやWM-PORTジャック、ノイズキャンセリングスイッチがある。NW-E103(S)は上の方にヘッドホンジャックが付いていたが、NW-S736F(N)は下だ。ノイズキャンセリングスイッチは付属のイヤホンを使用することで機能する。

向かって左面には特に何もない。

向かって右面にはホールドスイッチとボリュームボタンがある。

また、外観とは直接関係しないが、操作性はNW-E103(S)同様、悪くない。しかし、ヘッドホンジャックが下に付いているせいでどうしても本体が逆さまになりやすい。それを考慮した上で操作する必要がある。

SonicStage CP

SonicStage CP(ソニックステージ・シーピー)とは、旧SonicStageからバージョンアップされた、PCからウォークマンに音楽ファイルを転送するためのソフトウェアである。ウォークマン NW-S736F(N)のインストールCDには、このソフトウェアが付属している。バージョンアップされたといっても、インストールの仕方や基本的な使い方は、あまり変わらないので、今まで旧SonicStageを使っていた人は何の苦もなく使えるだろう。初めての人も取扱説明書やSonicStage CPのヘルプを見ればわかると思う。

SonicStage CPをインストールすると、旧SonicStageはアンインストールされ、完全にSonicStage CPに置き換わってしまう。だが、互換性があるようなので、古いウォークマンが使えなくなる心配はない。私が持っているネットワークウォークマン NW-E103(S)でも、問題なく使えた。

CDリッピングとエンコードは、私は相変わらずフリーソフトのEAC(Exact Audio Copy)とLameで行っている。ウォークマンの容量が増えたので、MP3の128kbps(VBR)から192kbps(VBR)にビットレートを上げているが、音質はあまり変わらない。しかし、MP3の192kbpsでも最大で500曲以上入れられるから、128kbpsにする必要はないだろう。この曲数は私が持っているCDの半分以上が入ってしまう曲数である。

環境:ウォークマン NW-S736F(N)のイヤホン(ソニー)

音質はネットワークウォークマン NW-E103(S)より上。カナル型のイヤホンの影響が大きいが、それを差し引いても高音と低音のメリハリが効いているし、ノイズも少ない。金属製になった本体とソニーが自慢するクリアオーディオテクノロジー(DSEEやクリアステレオ、クリアベースなど)の効果か。音飛びも皆無。ウォークマンは現状ipodに売り上げで負けているが、なぜ負けているのか不思議になるぐらいの音質。

まとめ

ウォークマン NW-S736F(N)の画像2

ウォークマン NW-S736F(N)は、ネットワークウォークマン NW-E103(S)と比べて、容量が大きくなっただけではなく、機能を含めた作りや音などほぼ全てにおいて進化していた。私にとっては、特殊化したSシリーズのウォークマンというよりは、Advanced(進化した)やAce(一番の)の頭文字が付く、Aシリーズのイメージに映った。これからのウォークマンは、これぐらいのできが当たり前になるのだろう。さらなるウォークマンの進化(真価)が楽しみになるモデルだ。

作り デザイン 音質 楽しさ
4 3.5 3.5 3.5

◇メーカーホームページ:ソニー

ウォークマン NW-S736F(N)の購入記録と最安値

定価 購入日 購入店 状態 購入価格
オープン 2008/11/19 ヨドバシカメラ 新品 14,048円

私の購入記録は上記のとおり。ヨドバシカメラの店舗でも、ネット(ヨドバシドットコム)でもポイントを使えるようにするには、一度店舗まで出向いて、ゴールドポイントカードを共通化してもらう必要があったので、そのついでに買った。

最安値は私の知る限りでは新品10,000円ほど。

※商品価格はいずれも税込表示。

その後

ウォークマン NW-S730Fシリーズは生産終了。後継機種はウォークマン NW-S740Fシリーズ。

追記:SonicStage CPがVersion4.4で終了したので、一番新しい転送ソフトのX-アプリ(エックス・アプリ)に移行した。SonicStage V(ソニックステージ・ファイブ)というソフトもあるようだが、結局一度も使わなかった。使い勝手はSonicStage CPとほとんど変わらない。

追記:ウォークマン専用の液晶保護フィルムは、サイズが小さい割に価格が微妙に高いので、オズマ株式会社の安い液晶保護シートを使っている。これはフリーカットだが、はく離フィルムに目盛りが入っているから、非常に切りやすくて良い。

追記:ワイドFM(FM補完放送)が始まった。つまり、FMの周波数の90.1-95MHzでAMが聴けるようになるわけだが、この機種は未対応(FM:76.0-90.0MHz)のため聴けない。

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